秋田禎信
結局王道ファンタジーってなんなのさ、ミステリもファンタジーもナンダカンダで中途半端 なんですよね、経験値が。 秋田禎信ベストは「我が神に弓ひけ背約者」、オーフェンとボルカンの腐れ縁具合が最高に燃えます。


◆魔術士オーフェンはぐれ旅◆(富士見ファンタジア文庫)

「我が聖域に開け扉」上下巻
最早雑魚戦でレッド・ドラゴンが出てくるぐらい差し迫った状況、そしてプルートーにハーティアに あれもこれも終結で、いよいよクライマックスって感じが出てきました。 最強であってほしい弟子と、必要なことを必要な 時に必要なだけの師匠とのイイ感じな関係が、どう着陸するのかが最大の楽しみ。
全20巻駆け足で読み進めてきましたけど、雰囲気的には一部の方が好みでしたね。 とりあえず オーフェンが選んだ回答も概ねなんとなしに同意って言うのも変な言い方ですが、まぁスッキリ、そして爽やか過ぎる エピローグと、全編通してみても面白かった。 ただ一つ不満を述べるならボルカンの出番ですね、こんな感じもらしいって 言えばらしいんですが、もっと一部ラストみたいに絡んで欲しかったとね。 その内気楽に無謀編でも読んでみたいなと 思ったり。

「我が館にさまよえ虚像」
精神士って要するに魔族みたいなもんなんですね、すると最悪悪口連呼で倒せると、そう思うと なんかアレな感じになるのは致し方ないと。 まぁちょっとどうなんですかの最近接領編?もやっとあらかた片付いて サクサク行こかと思いきや、もう次は最終エピソードじゃないですか、若干仕方ない感じも醸し出しながらサクサク 行きましょう。

「我が庭に響け銃声」
結局どいつもこいつも腹に一物ありすぎて、ここまでくると意味分からなすぎて笑ってしまうこの状態。  プレオーフェン読んでない所為でイールギットに若干感情移入できにくく、ここにきて気持ち失速気味。 とりあえず 最後まで駆け抜けてみてみてからね。

「我が戦場に踊れ来訪者」
ここにきて新キャラまたもや大量投下、それも凄腕の魔術士が一杯て、もはや誰が何処で目的が其処での 展開に少しついていけない感じに。 それなのに今回はドタバタコメディ気味に感嘆、このままきっちりボルカンドーチンも 最後までなんだかんだで絡んでくれることを望みつつ。

「我が絶望つつめ緑」
やっぱりなんか影が薄かった今シリーズ、今までは使えるのがオーフェンによくて一人な具合だったのが、 凄い人達がわんさか出てきたうえに、怪獣大決戦では存在を主張しきれなかったみたいな。 なんにしてもディープドラゴン 最強過ぎ、クリーオウですらアレだったのに本物はもっとアレなんでしょう、そりゃ出会ったらどうしようもないすな。

「我が心求めよ悪魔」
確実に思い出しました、昔ここまで読んでました、こんな状況で中断してたなんて昔の自分は 寛大ですな、ビックリ。 うん、そんなわけで続々集結中、結局この巻でもイマイチ大人しかったオーフェン、次こそ?

「我が運命導け魔剣」
やっぱり立て続けに読めるっていうのは大きいですね、それだけで面白さ20%アップみたいな感じです、 伏線やら人物やら忘れる前にどんどん消化していってくださいと。 もうこのまま最後まで突っ走るのかな、タイトル 変わるけど内容は続いているみたいに、今回思いっきり続くで終りましたし、正直オーフェン何もしてないしね。

「我が夢に沈め楽園」上下巻
ボルカンなんですよね結局、のそのボルカンがまさかの展開、でもなんとなく大丈夫なんじゃないかと 思うのはなんとなく覚えてるからなのかな? このお話は読んでるような気がします、結構前巻と間が開いててやっと二部 始まった〜って呟いていた記憶があったりなかったりと。
全く(勝手にですが)伏線とも思ってもいなかった、前巻で張られていた伏線らしきものがあっさりと 出てきたのにビビル、しかも軽い感じで。 珍しくドーチンとのコンビやら、基本シリアスなんだけどなんとなく全体的に おちゃらけてる雰囲気がナカナカイイネ。 ええボルカンは流石としか。

「我が神に弓ひけ背約者」上下巻
本格的に上下巻に分かれてきました、こう考えるとやっぱり京極系は分厚すぎるでは収まらない厚さ ですね、そうラノベは手首に優しい。 敵地のど真ん中で起こるイベントとしてはベタっちゃあベタですが、それなりに 二進も三進も行かない感じが楽しく、ていうかにっちもさっちもってこんな字なのねと、ってどうでもいいやで次。
ボルカンなんですよね結局、アザリーでもクリーオウでもマジクでもなくボルカン、そのふざけ具合が 最高です。 おっそろしくどうしようもない状態で続く、ここからそろそろ未読範囲に入ってくるので結構楽しみです、 ぼちぼち侮りがたしです。

「我が聖都を濡らせ血涙」
まぁある意味以下次巻へ、なんであんまり物語的に進んでないんですけど、それでもマジクやら キリランシェロやら死の教師に姉ちゃんにと色々段々益々訝しくなって楽しくなってまいりました。 以下次巻を楽しみに。

「我が意志を伝えよ魔王」
要約するとボルカン&ドーチンとアザリーが出会うためのお話。 珍しく直接的にボルカンがオーフェン 一味に迷惑をかけなかったお話。 相変わらず女難で苦労するお話。 第一部クライマックスに向けて盛り上がっていきましょう なお話。

「我が塔に来たれ後継者」
ドロドロした権力争いは大好きなんです、ん〜フォルテ萌え、好きな言葉は暗躍です。 今まで なんとなくクリーオウの言動にどうも納得しにくかったけども、そう言われてみたらなんとなくそうなんかなと思ったり、 たゆたう。

「我が過去を消せ暗殺者」
このままキリの良いとこまで一気に読了したいと思っているんですが、そこで問題なのが無謀編を どうしよっかななんてどうでも良い話、プレオーフェンぐらいは読んでいたほうがいいですよね、やっぱり。 さて、 正に自分を乗り越える話でした、五年も流れるとそうなるんですか。 疲れたら案外少しぐらい流れてみてもいいかもですね。

「我が森に集え狼」
どう足掻いてもどうしようもない圧倒的な差のバトルは楽しいですね、見られただけでハイ終了、 直接見られてなくても見える範囲を無差別に吹っ飛ばせる、こりゃゾクゾクしますね。 ざっくりとレキを見てなんとなく すえぞうを思い出した、今どうしているんだろうなぁ。

「我が胸で眠れ亡霊」
基本的にこういう物語は如何にしてトンデモナイ敵をトンデモナイ手段で、でも奇抜過ぎず出来れば 華麗に倒すことを楽しむものなんでしょうね、そう言った感じではこの黒魔法の制約の中での瞬間移動とか面白す。 そして このタイトルね。

「我が命にしたがえ機械」
なんだかんだでステフのことはなんとなく覚えていました、結構やるね自分。 ざっくり魔術、世界観 などの設定公開され始めて、設定厨な自分としてはワクワクが初まりだした感じです。

「我が呼び声に応えよ獣」
昔リアルタイムでそこそこ読んでいて、でも2部入って少しのところで中断して、結局そのまま最近まで 放置してました。 でもなんとなしに中途半端で気持ち悪いからと、とりあえず揃えるだけ揃えようと何時ものamazonに 残り全てを一斉に注文したものの、結局手を出せなくて現在に至っていたわけですが、見事に積本全て消化している今ならと、 少し攻めに出てみた感じですね。 つーか昔一度読んだことがあるのに普通に最後のどんでん返しに驚いた、相変わらずの 記憶力のなさにある意味ほっとした、ともかく所々白魔術は凄い凄いと言ってた、それの凄さを表現するには最適な カタストロフィですな。

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