「ヴァルプルギスの後悔 Fire4.」(電撃文庫)
やっと完結。
私たちなんかには想像もつかない俯瞰認識者同士の戦いですから理解できなくてもまあ問題ないですよね。
とりあえず2人の魔女が消滅することによって色々とみんなに影響が出たもよう、それなのにフォルテッシモは自ら感じて防いだなんて目茶苦茶にも程があります、
本当にどうするんだろうこの人を。
どこをみても上遠野サーガにおいて重要なウエイトを示す作品と紹介されてますけど、
これが終わったということはブギーポップシリーズも収束に向かって行くんでしょうか、全て完結したらがっつり読みこんでもいいかもね。 「恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-」(集英社)
あの上遠野浩平ですからね、ある意味安心して読めました。
本編で放置されていたフーゴの後日談、番外編じゃなくて普通に5部の続編と言われても違和感ないのが上遠野浩平の凄さだと思ったり、愛ですね愛。
本編の出来事をフーゴの視点での回想が沢山あって既存のキャラたちがさり気なく大量に登場していたのもいいですし、
オリジナルのキャラ達のスタンド能力もコカキ爺さんのレイニーデイ・ドリームアウェイなんか捻くれててそれっぽかったし、
マッシモ・ヴォルペのマニック・デプレッションとトニオのパール・ジャムの対比なんて心底面白いと思ってしまったり。
物語を通して最終的にフーゴが答えに辿り着いて成長したパープル・ヘイズ・ディストーションの能力なんてわかったようなわからないような、
jojoっぽさ満載で満足満足です。
まさかのトニオの出自や石仮面なんてニヤニヤしてしまう遊び心も満載で面白かったです。 「ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト」(電撃文庫)
最近は本編なのに逆にスピンオフに感じる、不思議。
いつもと同じ雰囲気と言えば同じ、シリーズ通して見て必要かと問われれば別になくても困らない印象、だからスピンオフに感じるのかなと、
感想書くのに困るほど印象薄い。 霧間凪やビートみたいに分かりやすい主人公がいてブギーポップがちょっとだけ絡らんだり、
現れなくてそのままピンチ続行の緊迫感だったりのバランスが調度いいのかなと思ったり、とりあえずブギーポップは目立ってはダメといういつのも結論に。 「ヴァルプルギスの後悔 Fire3.」(電撃文庫)
ばっちり厳しい。
繰り広げられる人物たちの立ち位置の変化というか、そもそもそのキャラクターが再登場か新登場の区別もどこにでてきてきたのかもあやふや、
もうノリと勢いで分かった気になって楽しむのがいいんでしょう。
そんな中霧間凪だけが霧間凪で楽しめます、ヴァルプルギスとの微妙な関係はどうなるのかと訝しんでしたら宿主を捨てて独立するなんて、
そしてそこで霧間凪が取った行動が氷の魔女化なんて、純粋に燃える。
そろそろ色々と文庫になってきてもいいんじゃないですか、ブギーポップシリーズ外からも色々と絡んでくるから新キャラか旧キャラ分からなくなるんですよ、
早く文庫化を。 「ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット」(電撃文庫)
ものすごい閉塞感そしてそのまま終盤に向かって世界が崩壊していく様が素敵、やっぱりブギーポップのどうしようもなさはいいすね。
それにしてもフォルテッシモの主人公化は楽しいですね、ペットにエンブリオもいますし、
最強のくせにいまいち核心に迫る前にブギーポップに攫われるところとかもうこのまま突き進んでほしいです。 「ヴァルプルギスの後悔 Fire2.」(電撃文庫)
あれ、本編は?
霧間凪だけじゃなく織機綺まで覚醒?、霧間凪の周りの人間にもそんなに頑張って欲しくもないんですけどね、
あの霧間凪を助けたいけどそんなに特殊能力もない単なる人間だから‥みたいなそんなやきもきが好きなんですけどね。
でも母親のファイナルフォームライドは面白かった、霧間凪に対する切り札がそれかと。
それにしても色んな人間があっちにいったりこっちにきたりで誰がどこに属しているのか面白いほどついていけません、
これはもう無理だ。
ジィドと羽原健太郎の人間同士の戦いが非常に楽しみ。 「ヴァルプルギスの後悔 Fire1.」(電撃文庫)
ディシプリンの最後に載っていた序章からもう三年、もちろん色々忘れているので出来ればサクサクと進んでほしいもの
ですが、その序章にすらたどり着いていない現実、やっぱりブギーポップ関連はもう騙し騙し読むしかないよね。
それにしてもところどころに出てくる挿し絵って一体どれが霧間凪なのかと、今更だけども。
個人的にですが、霧間凪は人間であってほしいと思っているんです、今更あの強さで普通の人間かよってのもあるけども、
そこはやっぱり普通の人間なのに、なんの能力もないのにあんな奴等と対等に渡り合ってしかも圧倒しちゃうのかよ、ってところが凪の燃え
ポイントだと思うんですよ。 しかも新たな力に目覚めるのではなく眠っていた魔女が目覚めて人格乗っ取られるかもというなんとも言えない
展開。 とりあえず見守っていきますよ、なんだかんだでブギーポップシリーズは好きですから読みますけども、ねぇ。
炎の魔女って名前は何の意味も持たない単なる綽名だと思うんだけどなぁ。 「ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド」(電撃文庫)
ちょっと久し振り過ぎてなにがなんやら、初期の頃の出来事はまだ覚えているんですが、最近の話の方が
逆に覚えてないってのもなんだかですね。 そんなわけで後々の自分の為に取り留めもなくダラダラネタバレメモ「 」「しずるさんと無言の姫君たち」(富士見ミステリー文庫)
とりあえず表紙エロいんですけど、少し買うの恥かしかったですねコレは。 さあ物語が
動いてまいりました、しずるさんはMPLSなのか合成人間なのか気になるところですが、どっちにしろ死神がふらっと
現れてさっと去っていくイベントを希望しますよね、コレは。 「ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟」(電撃文庫)
なんて言うか‥地味?でしたよね、今回。 しいて言うならばブギーポップが何時もより気持ち多めに
出てたとか。 とりあえず、便利過ぎて扱い辛そうなフォルテッシモは元気なのになぁって思ってみたり。 「ビートのディシプリン SIDE4」(電撃文庫)
遂に終っちゃいました、のかな?なんとなくまだまだ続くものだと思い込んでいたので
勝手に意外ですが、最後に序章を置いていますし、このシリーズもいつものクロスオーバに組み込まれるのかと思うと‥。
フォルテッシモとイナズマの再会に一番燃えたり。 「ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス」(電撃文庫)
気分転換にライトノベルでも、って選択肢間違っているのは分かってますけどね。 二年振りですか
本編、相変わらずのブギーポップの扱いがイイですね、瞬間の美っていいますか。 まぁ大きな話の流れは掴みきれてませんが
空気を味わうだけでも楽しめますし、そんな感じ。 「しずるさんと底無し密室たち」(富士見ミステリー文庫)
サテサテどっかの都市伝説の一番美しいとき云々は(触れてしまったけど)置いといて、
七が孤独な数字やら密室の定義やらコレは絶対アノ人だと勘繰ってしまうのは深読みでしょうかね。 「ビートのディシプリン SIDE3」(電撃文庫)
正直またビートかぁそろそろ本編も読みたいなんて思ってみましたが、そもそも世界観やキャラクタは
共通というか一緒な訳で、本編と外伝の違いはタイトルにブギーポップが入っているかいないかしか違いがない訳で、
なんだかこの物語のために今までの物語があったんではないのかなんて、本作読み終えてそう感じるようになってきたと、
でもやっぱりブギーポップが出てきてないのは(そもそも出番は少ないけど) 寂しいのもまた事実。 「機械仕掛けの蛇奇使い」(電撃文庫)
単発モノかと思いきや‥「冥王と獣」の後の世界ですよねコレ。 ソレハソウト、イマジネーターは
ドコにでも現れないとイケなくて大変だなぁとか、虚空牙よりやっかいな敵はやっぱり人間なんですかとか、この人の作品を
読むと過去のシリーズを読み返したくなるけどオイソレト読み返せる量ではなくなってきたなぁとか、そろそろブギーポップ
メインの作品が読みたいなぁとか、講談社から出てる作品も読みたいからそろそろ文庫化してくれないかなぁとか、今月の無
駄簿小説ばかりなのは漫画が出ないからで少しシンドイなぁとか、なんつ〜かそもそもこれ感想ですか?やっぱり日記かなぁ
とか‥‥‥。 「ビートのディシプリン SIDE2」(電撃文庫)
まず最初に、何処かに分かり易い人物相関図みたいなのありませんか?基本的に横文字の名前覚えるの
苦手なんでもう誰が誰だか‥。 さて‥新キャラのジィドがイイ、並の人間のくせに合成人間を余裕でってさすが人間戦闘兵器。
そして炎の魔女も首を突っ込み出すの?え〜あとちなみにディシプリンは何時の設定なんでしょう?何処かに分かり易い年表みた‥(以下略) 「しずるさんと偏屈な死者たち」(富士見ミステリー文庫)
そこそこライトな内容の安楽椅子探偵モノ。 珍しくブギーポップ(虚空牙)関連が出てこないけど
上遠野節は勿論炸裂してます。 ブギーポップ風に言うとしずるさんや吊られた男は世界の敵に成りえるっぽいので、
もしシリーズ化されて後々ブギーポップが出て来てきたら面白いかも。 「ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ」(電撃文庫)
いつのもように小難しいお話。 つーかこの作品感想書くのムヅイ。
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