「螢」(幻冬舎文庫)
誰もが読み始めて思うことをまず最初に思った訳で「麻耶雄嵩にしては普通」と、特に名前が普通。
んでまぁあの麻耶雄嵩やからと思い戒めつつも、読み進めていくうちに油断、そして結局麻耶雄嵩。
やっぱり麻耶殊能の二人は楽しいね。 「名探偵 木更津悠也」(光文社文庫)
この二人の関係ってこんな感じでしたっけ‥「翼ある闇」はなんとなく覚えているんですが
「木製の王子」は正直トリックしか覚えてないという体たらく、でもこんなワトソンもたまにはいいですね。 とりあえず
あの正体は次へ持ち越しですか、その物語を手にとってこの続きとはたして気付くのでしょうかね、たとえあらすじに
書いてても見事にスルーしそう。 よくよく考えればタイトルの皮肉っぷりが素敵ですね。 「鴉」(幻冬舎文庫)
絶版してることを知った時点で半ば入手を諦めていましたが、巡り合わせと言いますか無事手に
入れることが出来てホクホクで読みましたとも。 箱庭の世界観はとても甘美で相変わらず小難しくそして勿体無いと。
さて今からネタバレします、ちょっぴり毒も。 「 」「木製の王子」(講談社文庫)
独特の世界観は相変らずですけど、大分理解しやすい内容になってますね。 ちなみに分刻みの
アリバイ関係は一瞬で考えるのやめてしまいました‥烏有君のこれからに‥。 「メルカトルと美袋のための殺人」(講談社文庫)
とりあえずメルカトルは御手洗潔や真賀田四季なんかと同じ集合と思ってもイイですか?
常に美袋から殺意を抱かれている(つーか殺されかけた)メルカトルがカワイイかったり、ナンテトコロで例のヤツを。
1-夢と現‥イヤイヤ展開が凄い。 2-強引なメルカトルが素敵です〜結果が同じなら経過は端折っても(強引でも)
良いんですね、そこが一線を超えている所以ですね。 3-暇だからってもう少し遊び相手を選んでもらわないと一般人は
迷惑です。 4-ユニフォームやったのね‥驚愕。 5-メルカトルと美袋の対決、ってみんなそこまで一字一句噛み締めて
読んでるものですか?休憩時間の暇潰しに読んでると、そこまでと言うか前日の読んだ部分も霧の中みたいな感じなんですけど‥勿
体無い? 6-計画は狂いません‥当然これは「翼ある闇」以前のお話ですよね、あの後美袋はどう思ったのか気になります。
7-これまた計算し尽くされた物語‥最近考える事を放棄している気がします。 「あいにくの雨で」(講談社文庫)
前三作に比べると比較的スタンダードな内容、と言っても独特の麻耶ワールドは相変らずですけどね〜
久し振りの麻耶ミステリなのでリハビリには丁度イイかも。 感想と言うか:あんな生徒会のある学校はどないやねん。
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