乙一
鋭意製作中


「The Book jojo's bizarre adventure 4th another day」(集英社)
個人的には色々と初物だらけの今作、乙一作品が初めてだし、漫画原作のノベライズ作品も初めてだし、そもそも やっと戯言シリーズ文庫化したと大喜びしてるほどの文庫派なのに、ついついハードカバーを買ってしまったという珍しい現象。 今更だけど この間のQuickJapanの特集を読んだら無償に読みたい欲求に駆られてしまったのが敗因だと。 まぁこの本そのものが作品内で出てくる 「The Book」を模しているらしいし、この本持ってスタンドごっこでもしていればいいんじゃないかと思おう。
さて色々と黒い印象なんですが、これは乙一がそもそも黒いのか、jojoだから黒くなったのかどっちなんだろう?  もし乙一が黒いなら結構好みなんですがね、ちょっと調べてみよう。
これもとある血統の物語なんですが、新しく生まれてくる子供が何とも言えません、なんとかならんもんかね。
結局本のスタンドの出来なんですよね、色々あるけどスタンドバトルの駆け引きが見たいっていうのが、最大の欲求 なんでその点で言えば最高でしたね。 外見が本なのに(だから)視認できないと能力発動できない制約がいいんですね、しかも相手は同じ 近距離タイプのクレイジーDだからね、どう考えても不利なのに楽しい。
その流れでのかませ犬っぷりも、体張ってのダイニングメッセージも億泰らしくて素敵。
まぁ細かく言えば色々ひっかかるところもありましたけど、ひとつだけ、他は我慢できても露伴先生のうちらだけは どうしても許せなかった。

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